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吉岡町議会映像配信

録画映像

※本会議の録画映像をご覧いただけます。

  • 令和5年第3回定例会
  • 9月4日 本会議 一般質問
  • 大井 俊一 議員
1.アフターコロナの町内状況把握と町の対応状況は
 町内経済の活性化と町民の融和と交流、子どもの郷土愛を育む体験等のための町の事業は
(1)多くの国民が、新型コロナウイルスの予防接種に協力し、新型コロナウイルスの弱毒変異により、コロナも5類に移行しました。これからは、国を挙げて経済活動などを、アフターコロナの日常に向けて活発化して行くことが重要となってきています。
町内の一部には、コロナ前の実績を回復できない事業者も居るこのような状況下、町は、町内の経済活動等の状況どのように捉えているのか、アフターコロナの把握状況について、現状と問題点をお聞かせください。
また、経済だけでなく、文化活動なども含めて、的確に把握する必要があります。コロナ前、コロナ期間、現在と、その現状と問題点をお聞かせください。
把握した状況をもとに、アフターコロナのより良い日常のため、町行政としてどのようなことを目標としているのか、そして具体的な改善された事例と、これからの町行政の進めてゆく具体的な方針をお聞かせください。
(2)新型コロナウイルス感染症により、町民の融和と交流を図る事業やイベント等が軒並み中止に追い込まれていました。新型コロナウイルス感染症が5類に移行して最初の夏休み期間、町および各自治会等における、祭りやイベント等の町民交流事業の実施状況を、コロナ前、コロナ期間、今夏と分けて、現状を具体的にお示しください。
特に夏休みのイベントは、子どもたちの心に郷土愛を育ませる、とても大切なイベントでもあります。
また、町として、新住民の町民としての一体感を育んでいただくための、大切な機会でもあります。
町として、今後の町民の融和と交流を図る事業やイベント等に対しての、方向性と具体案について、感染症対策を含めてお聞かせください。
2.通学路等における安全対策について
(1)吉岡町における子育て世代の新築住宅の増加は、誠に喜ばしいことではあります。
しかし、これにより子どもたちを守ってゆくべき通学路は毎年変化しています。
また、子どもたちを守ってゆくべき道路は、小中学校の通学路だけでありません。幼稚園、保育園、こども園、学童クラブ、子ども食堂、子どもの居場所等も含め、子どもたちを守ってゆくべき町内道路は毎年増えています。
このような現状を踏まえて、通学路等に関わる保護者・自治会・地域住民等からの安全性についての指摘の現状について、その内容・確認状況・改善状況・今後の対応方針について具体的にお聞かせください。
(2)県道等交通量の多い道路における通学路等の横断部分における、信号や横断歩道設置状況及び各種要望に対する対応状況、及び今後の方針についてお聞かせください。
(3)高崎市や前橋市の一部ではすでに定着し始めている、自転車通行帯(矢羽)の設置については、自転車通学の中学生の安全対策と安全教育の面から大変有効と考えられるが、町の考えをお聞かせください。
(4)増加する子どもたちを、交通量の増加から守ってゆくための方策として、歩道の整備の行き届かない間、通学路等における、歩行者通行スペースの設置状況が一つの対策と考えられます。
つきましては、その現状と、町としての今後の方針をお聞かせください。
3.吉岡中学校、明治小学校、駒寄小学校の部活動及び学外活動等(スポーツ系活動、文化系活動)の把握状況と地域移行の現状について
(1)近年吉岡中学校の音楽系の部活動の活躍が目立ち、吉岡町の音楽文化の醸成を大変喜ばしく感じています。今年もその活躍が、中学校のフェンスに張り出されています。
文化系部活動の土日部活動の地域移行の現状についてお聞かせください。
このような中学生の、音楽分野の活躍を一過性のものとせず、吉岡町の大切な文化として育て、根付かせてゆくことは、今後の吉岡町の大きな財産として、町のさらなる発展の大きな礎となるに違いません。
ついては、音楽系部活動の発展のため、地域との連携も含めた町としての今後の方針をお聞かせください。
(2)スポーツ系の部活動については、残念ながら一時期から比べると、その活躍が顕著ではありません。
昨年度までは、コロナの影響等もありましたが、アフターコロナおける部活動の地域移行の中で、子どもたちの成功体験を通じた精神的な成長と自信をもって、今後の学業へ向き合う姿勢と社会で活躍につながる礎となるべく、指導体系を構築して行く必要性が問われています。吉岡町における、体系的な指導について、現状と今後の方向をお聞かせください。
(3)美術・書道などの芸術分野については、AI社会の進展により、今後はさらに、産業と言う面で地域的な制限がなくなってきます。吉岡町の子どもたちにとって、都市部の子ども達との地理的格差が少なく活躍できる場が増えています。書道などでは、授業や部活動や学校活動の中で地域の有能な人材を活用して、子どもたちの能力をさらに大きく育ててゆくことが可能です。
芸術分野の地域移行等の現状と方針をお聞かせください。
(4)今の子どもたちは、AI社会の中で生活して行くことになります。子どもたちにとって、知識は必要十分なものを持っていれば、誰もが瞬時に世界最高なものを得られるので、さほど重要な物とはなりません。一番重要なものは、その子が日々どんな行動をしてきたのかが大切になってきます。
校内の授業では、先生が見てきました。今後、地域移行が進んでゆくと、地域の指導者が多くの時間、子どもたちを見てゆくことになります。このような社会では、子どもを正しく評価するためには、指導者の内申書が必要となってきます。
地域移行の受け皿として、指導者の内申書の必要性と、社会に信頼される制度としての根拠の充実についての、町としての現状認識と課題についてお聞かせください。
(5)部活動を通じた海外との交流について、町としての現状認識と課題についてお聞かせください。
4.無形文化財の保護育成について
(1)無形文化財は一度途絶えてしまうと、復活は大変難しいものです。吉岡町においても、コロナ禍のなか、多くの寺社のお祭り等の無形文化財が姿を消してしまい、いまだ復活していないものもあります。
吉岡町の無形文化財の現状は、登録無形文化財と未登録の無形文化財の現状とその問題点について、個別に説明を求めます。
(2)本年度下野田自治会では、盆踊りを再生するだけにとどまらず、新たに「下野田音頭」を創造しました。大いに盛り上がっていました。参加した多くの子どもたちの心に、お祭りの楽しさと共に、親子や兄弟、友達、仲間、お祖父ちゃんお祖母ちゃんと一緒に食べた屋台の食べ物の味が、楽しいもの、美味しいものとして深く脳裏に刻まれ、吉岡町への郷土愛と、育まれてゆきます。
無形文化を復活するだけにとどまらず、札幌市の「よさこいソーラン祭り」のように、町内の若い人たちに新しい吉岡町民が一体になれる無形文化を生み出してもらうことによって、吉岡で育った子どもたちが、社会に羽ばたいて行き、また吉岡に帰ってきてくれる近道であると確信しています。町としての現状認識と課題についてお聞かせください。
(3)新たな無形文化財の創設を考えた場合、吉岡町の産業と観光と郷土文化の振興を合わせて考える必要があります。
参考としては、8月20日に開催された、高崎市はるなの梨まつりがあります。榛名文化会館エコールにて大盛況に開催されました。当日は、猛暑日となりとても長時間滞在できるような状況ではありませんでした。
また、富岡市のもみじ平総合公園スポーツ広場の新設された水遊び場では、炎天下の中、終日親子連れでにぎわっていました。
今後の気象変動の時代を考えると、新たに設けるべき郷土の祭りの一つとして、「おぐらの葡萄まつり」が考えられます。上野田ふれあい公園会場に、新設された複合遊具に水遊び場を併設し、小倉ぶどう郷にもほど近く、伊香保榛名の観光ルート上にあることからも、知名度も上げやすく、祭り以降もリピーターとして、公園利用を目的とする家族の利用が産業振興もつながるものと考えられます。地理的に好立地にあるため、スポンサーの契約も期待されます。
新たな無形文化財の創設についての、町の考えをお聞かせください。
(4)近年、吉岡中学校の生徒が、様々なボランティア活動において、担い手としての活動が見受けられるようになりました。吉中生参加の新たな無形文化財創設について、町としての考えをお聞きします。
5.子ども食堂、子どもの見守り、子どもの居場所
(1)都市部では問題となっていた子ども食堂問題、コロナ禍とウクライナ戦争で経済に大打撃を受けていた、この2年ほどの間に、吉岡町に子ども食堂が4か所発足しました。
県内市部では、約10年前から子どもの貧困に対する一つの対応策としての生まれて来た子ども食堂。
今も、子育てのために吉岡町に家を建てて新住民となってくれる家族が後を絶たない吉岡町で、一度に4か所発足しなければならなかった、社会的要因はどこにあったのか、学校教育から見た要因、幼児保育等から見た要因、社会福祉から見た要因、それぞれ、10年前、4年前、現在に統計資料を基に、子ども食堂が発足するべく発足した要因について、町としての考えをお聞きしたい。
(2)虐めや不登校の統計資料を比較して、子ども食堂問題との相関は認められるのか、町としての考えをお聞きしたい。
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